クラウドテレコム株式会社より

モバビジ導入でテレワーク実現!業界の先駆者が成し遂げた働き方改革

今回お伺いしたのは、ホテル人材に特化した派遣・紹介事業を行う株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズ様。社内業務の一部をテレワークへシフトする際に、モバビジを導入していただきました。社内でデジタル関連業務を取り仕切っている中村さんに、モバビジを使ったテレワークの実際についてお聞きしました。

モバビジ導入事例

株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズ

デジタル担当責任者 中村 秀一郎 様

事業者名
株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズ
事業内容
ホテル人材に特化した派遣・紹介事業
従業員数
50〜100名
所在地
東京都文京区
モバビジ導入の目的
社内業務の一部をテレワークへ移行に伴うビジネスフォンの入れ替え

「テレワークをやろう!」という社長の一声でモバビジ導入へ

まず事業内容について教えていただけますでしょうか

弊社は1998年に国内初のホテル・ホスピタルティアウトソーサーとして厚生労働大臣の許可を取得し、ホテル・旅館・レストランを中心にカンファレンス施設・高級百貨店などのホスピタリティ・サービス業界に職業紹介を中核事業とした多面的な人材マネジメントを展開しています。ホテル人材に特化した転職支援では内定実績が1万人を超え全国の施設で活躍中です。また、弊社のコアコンピタンスと位置付ける「ホテル求人ドットコム」 は今年16年目を迎え、年内にフルリニューアルを行い更なる進化を遂げます。社内は東京2020に向けてテレワーク導入により働きやすい環境が整いました。今後は労働生産性の向上に期待を寄せています。

モバビジは、主にお客様との連絡手段

モバビジはどのような業務に使われているのですか?

主に、お客様との連絡手段として使っています。代表電話にかかってくるお客様からの電話を担当者に内線で転送したり、こちらからお客様にご連絡するときに使用します。求人サイトでは、応募者やクライアント企業への電話連絡にも使っています。

導入されたきっかけは何ですか?

これまでは、9:30始業、18:30終業で、全員出社して仕事をしていましたが、あるとき社長の一声で「テレワークをやろう!」ということになりまして。 私たちの仕事は、主に電話やメールで情報のやりとりを行う仕事です。この業務を自宅でもできるようにするために、クラウドPBXを検討しモバビジの導入を決めました。

今は何名の方がテレワークで働いているのですか?

本社に11名いる社員の半数がテレワークをしています。大阪、名古屋の社員も同様の働き方をしています。

外線の切り分け機能を備えているのはモバビジだけだった

いろいろなサービスがある中で、モバビジを選んだ決め手は?

決め手は、外線ボタン(パークボタン)が並んでいるアプリ画面ですね。たとえば、管理部長は「ホテル求人ドットコム」の事務局長も兼任しているので、アイ・エヌ・ジー・エンタープライズの代表電話にかかってきた電話の場合は会社名で応答し、「ホテル求人ドットコム」の電話番号にかかってきた電話にはサービス名で出なければなりません。そのためには、外線の切り分け機能が不可欠でした。このシステムを備えているのは、モバビジ1社しかなかったんです。

導入の決め手となった外線ボタン(パークボタン)

ありがとうございます。モバビジは従来のビジネスフォンの機能をそのままアプリにも反映させているので、従来のビジネスフォンと同じ操作でアプリを使うことができます。アプリに外線ボタン(パークボタン)があるのもモバビジの特徴のひとつです。そこが使いやすかったということですね。

使いやすかったというより必須機能でした。

テレワークで「電話を取りに行くだけの毎日」から脱却

モバビジを実際に使ってみて、いかがですか?

テレワークへの移行が、とてもスムーズにできて驚きました。モバビジさえあれば自宅でも問題なく業務がこなせるとわかり、「なんだ、これまで会社には電話を取りに行っていただけだったのか」と悟りましたね(笑)。私もつい先日ぎっくり腰で、会社に行けなくなってしまったことがあるんですが、モバビジのおかげで難なくテレワークに切り替えることができました。そのときは「あぁ、便利な環境があってよかった」と思いましたね。

モバビジがあればテレワークへの移行もスムーズ

他の社員の方の反応はいかがでしょう?

通勤の負担がかなり減りました。遠方から通っている社員が多いので、テレワーク人員5名の1か月の通勤時間は合計で220時間にもなります。これだけの時間がテレワークで削減できたのは、とても大きいですね。時間の余裕ができたので、家事や育児、健康づくりをしたり、資格取得などに精を出す社員もいます。

コスト面では何か影響がありましたか?

ざっくりとした試算ですが、5人をテレワークにしたことで年間120万円の定期代が浮きます。ひと月あたりのランニングコストは基本料金とスマホアプリで年間約10万円程度ですから、かなりのコストダウンになっていると言えるでしょう。

オフィススペースを縮小することもできそうですね

そうですね。オフィスは今の半分でも運営できると思います。場所にとらわれないで働けるので、キャンピングカーを使って移動営業所を設けるというのも面白いかもしれません。ただ、顔を合わせることが少なくなるので、コミュニケーションを円滑に取るためのツールや企画など予算を多く見積もる必要も出てくるかなとは思います。

便利な機能で労働時間そのものの改善も実現

モバビジを導入するときに、不安はありませんでしたか?

外線の切り分けが本当にできるのかは、最後まで気がかりでした。受けた電話を違う場所にいる担当者間でちゃんと転送できるのかも心配でした。これまでは全員出社していたので、電話がかかってきたら、その場で相手につなぐことができたわけです。それが、顔を見ないで内線だけでつなぐことになるわけですから、少し心配でしたね。実際には何の問題もなくて、ホッとしました。

40〜50代の社員でも基本操作は使えています

使い方は難しくありませんでしたか?

いま導入して2カ月くらいですが、使い方が難しいということは特にありません。40〜50代の社員が多いですが、主に電話をかける受けるだけなので、基本的な操作は問題なく使えています。また、テレワークではなく出社している社員は今まで通りビジネスフォンを使用していますので全く問題ありません。

営業時間外ガイダンス機能をお使いいただいていますね

この機能のおかげで、残業がなくなりました!18:30以降は一斉に営業時間外ガイダンスが流れるようにセットされているため、終業後は電話が一切鳴りません。労働時間の改善に大いに役立ってくれています。

もっとこういう機能が欲しいという要望はありますか?

かかってきた外線ボタンの番号ごとに音の鳴り分けができると便利ですね。もっとも、これはここまでモバビジでできたら嬉しいなという希望ですが。誰もできないと思っていたテレワークがこんなに簡単に実現できて、とにかく満足しているんです。オフィスワークがメインの会社ならどこでも、モバビジ導入で快適なテレワークが可能です。会社に行って仕事をする、というスタイルを一度見直してみてはどうかと思います。

本日はどうもありがとうございました。