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2023.07.31

法人携帯

海外では社用携帯の使い方に注意!?高額請求を防ぐ方法とは?

海外出張や旅行の際、社用携帯やスマートフォンを活用することで、日本と同様の連絡体制や情報取得が可能です。

 

しかし、その利用方法によっては帰国後に意図せぬ高額の請求に見舞われることもあります。

 

今回は、海外でのスマートフォンや社用携帯の安全な使用法と、高額請求を避けるためのポイントをご紹介します。

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社用携帯の海外での使用に隠れた落とし穴

通常、社用携帯やスマートフォンは、日本国内と同じように海外でも利用することが可能です。

 

これは、国内の通信会社の電波が届かない場所でも、現地の電波を使って通信ができる「国際ローミング」の機能によるものです。

 

ただし、この国際ローミングの利用には注意が必要です。

 

国内のパケット定額とは別に、使用量に応じて追加の通信料が発生します。事前にこの点を理解していないと、帰国後に予想外の高額な請求が発生する可能性があります。

高額請求のリスクを抱える2つのサービス

海外での高額請求のリスクを抱える2つのサービスとして、「通話機能」と「データ通信」が挙げられます。

  • 通話機能

通常、社用携帯の通話料は定額プランに基づいていますが、このプランは海外からの通話をカバーしていない可能性があります。その結果、海外から日本への通話が意図せぬ高額の通話料となって現れることがあります。

また、着信時の通話料も注意が必要です。国内では着信に対して通話料は発生しませんが、海外での着信は通話料が発生する可能性があります。

  • データ通信

メールの送受信やウェブサイトの閲覧など、インターネットを利用する際にも注意が必要です。海外では、通信量に応じた料金が発生します。

定額プランは通常、日本国内のみに適用され、海外では使用したデータ量に応じて料金が発生します。

 

社用携帯の海外利用は、ビジネスの効率性や利便性を確保するためには重要な要素です。

 

だからこそ、使用方法や通信料金の仕組みを理解し、適切なプランやオプションを活用することで、安心して利用できるようにしておきましょう。

社用携帯の使用方法を理解させておく

もちろん、個々の社員が社用携帯の利用方法に気をつけることが必要ですが、海外へ行く前に携帯の設定を変えたり、使用方法を理解しておけば、意図しない高額請求を避けることができます。

 

以下、あまり労力をかけずに高額な請求を回避するための4つのポイントをご提案します。

データローミングをオフに設定する

航空機から降りて機内モードを解除すると、自動的に現地のキャリアに接続され、データローミングの通信料が発生する可能性があります。この時点からすでに国内の定額プランの範囲外となり、通信を使用しなくても費用がかかる可能性があります。そこで、出国前にデータローミングをオフに設定しておくことをおすすめします。これにより、自動的に現地のキャリアに接続されることがなくなります。

必要最低限の通話を行う

業務上、電話をする必要が出てくることは避けられませんが、必要な通話以外は制限することが大切です。必要以上の通話は、思わぬ高額請求を生む可能性があります。そこで、「必要な連絡は緊急の場合や、重要な連絡のみに限定する」など、事前にルールを設けておくことをおすすめします。

Wi-Fiを活用する

データ通信の高額請求を避けるためには、Wi-Fiの利用が有効です。現地のキャリアを使ったローミングは費用がかかりますが、無料のWi-Fiを活用すれば、無料でインターネットに接続することが可能です。また、海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルすれば、場所を選ばずにネットワーク通信を行うことが可能です。

コミュニケーションアプリを活用する

無料のWi-Fiを利用する場合、LINEやSkypeといったアプリを使って、日本への連絡を取ることが可能です。アプリを利用すれば、通話料はかからないため、Wi-Fiとアプリの組み合わせで、メールの送受信や通話を行うことをおすすめします。

以上のように少しの工夫と理解をもって準備することで、海外出張中の社用携帯使用による高額な請求を避けることが可能です。事前準備は旅行の成功に繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

海外での社用携帯管理のベストプラクティス

海外出張は多くのビジネスにとって一般的ですが、社用携帯の管理はしばしば高額な請求という形で後から痛手をもたらすことがあります。

 

しかし、適切な準備とベストプラクティスの実践によって、これらのリスクを軽減することが可能です。

◆国際ローミングプランの選択

海外での通信コストを抑えるためには、事前に国際ローミングプランを選択することが重要です。

キャリアによっては、短期間の海外出張に特化したプランや、利用した分だけを支払うタイプのオプションを提供しています。
選択のポイント
・出張先の国でのキャリアのネットワークカバレッジ

・プラン内でカバーされるサービス(通話、テキスト、データ)

・追加料金の有無とその条件

◆Wi-FiとVPNの活用

海外でのWi-Fiの利用は便利ですが、セキュリティリスクも伴います。

公共のWi-Fiネットワークを使用する際には、Virtual Private Network(VPN)を活用することで、データの安全性を保ちながら通信費用を削減することができます。
セキュリティ対策
・信頼できるVPNサービスプロバイダーの選定

・VPNを通じた通信データの暗号化

・セキュアなWi-Fiネットワークの選択基準

◆アプリのデータ使用設定

スマートフォンにインストールされているアプリは、バックグラウンドでデータを消費する可能性があります。

特に海外では、これらの設定を見直し、不必要なデータ使用を防ぐことが重要です。
データ削減の方法
・スマートフォンの設定でバックグラウンドデータの使用を制限する

・使用頻度の低いアプリのデータ同期をオフにする

・データ使用量の多いアプリのアップデートをWi-Fi環境でのみ行う設定

 

社用携帯の海外利用におけるコストとリスクを管理するためには、適切な国際ローミングプランの選択、セキュアなWi-FiとVPNの利用、そしてアプリのデータ使用設定の最適化が不可欠です。

 

これらの対策により、企業は通信費用を大幅に削減し、従業員の海外出張をスムーズかつ安全に実施することができます。

まとめ

海外出張や旅行の際に、社用携帯やスマートフォンの利用はビジネスの効率性を高めますが、不用意な利用が思わぬ高額請求をもたらす可能性があります。特に「通話機能」や「データ通信」は高額請求のリスクを抱えています。

 

通話料は通常、日本国内でのみ適用される定額プランであり、海外からの通話や着信は追加料金が発生します。データ通信も同様に、海外では使用したデータ量に応じて料金が発生します。

 

高額請求を避けるための対策として、以上の4つのポイントが挙げられます。

 

データローミングをオフに設定することで、自動的に現地のキャリアに接続されるのを防ぎ、通話は必要最低限のみ。

 

不要な通話を避けることが重要です。

 

さらに、Wi-Fiを活用することで、通信費用を節約できます。また、コミュニケーションアプリを使えば、通話料がかからずに連絡を取ることができます。

 

これらの工夫と理解を持つことで、海外での社用携帯の利用による高額請求を避けることが可能です。

こちらではお困りごとの相談やお見積などお問い合わせいただければアドバイザーがご案内します。

ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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