クラウドテレコム株式会社より
今回お話をお伺いしたのは、オープンソースのCRM(顧客管理)ソフトウェア「F-RevoCRM」の開発・導入支援を行っているシンキングリード株式会社様。東京のほかに大分にも営業拠点があり、もっぱら大分での受電業務をスムーズにするために、モバビジを導入していただきました。2拠点でどのようにモバビジを活用されているのか、代表取締役である金丸隆様と、システムエンジニアの川合理規様にお聞きしました。
代表取締役 金丸 隆 様
システムエンジニア 川合 理規 様
まず、事業内容について教えていただけますでしょうか。
オープンソースのCRMソフトウェア「F-RevoCRM」の開発と導入支援を行っています。そのほかは、ビジネスコミュニケーションツール「BeSmart」の開発・運用や、オープンソースのカレンダーツール「OSSカレンダー」の開発なども行っています。
モバビジ導入のきっかけは何だったのでしょうか?
大分の拠点で、東京の03電話を取れるようにしたかったんです。大分にもう一つ拠点を置いて代表電話とサポート電話を受けられるようにしたいと思い、クラウドPBXの導入を決めました。
少人数の会社なので、オフィスに誰もいなくなってしまうことが多いんです。
モバビジで複数拠点の電話も1拠点で対応が可能に
モバビジ導入前は、何を使われていたのですか?
普通の家庭用電話機です。東京オフィスが空になるときは、大分へ転送設定していました。
モバビジを選んでいただいた決め手は?
まず、費用です。他と比べて、かなり安いと感じました。
音質など、機能面も安心できると思いましたね。
Panasonic IP電話機(KX-HDV230N)をご利用中
現在IP電話機5台、アプリ2台をご契約いただいていて、月額利用料金は約1万円ですね。
はい。弊社のような少人数の会社では、なかなか電話に高額の投資はできません。モバビジなら初期費用をかけることなく導入できるのがいいですね。
拠点や社員が増えたら、その都度必要に応じて簡単に増設できるのも、コスパが非常に良いと思います。
モバビジを導入して、仕事的にはどのような変化がありましたか?
大分で受けた電話をそのまま内線で東京へ回せるようになったので、リアルタイムの対応ができるようになりました。電話を取らなきゃという負担もなくなって、仕事にも集中しやすくなりましたね。
電話対応に追われることがなくなって、開発の仕事に専念できるように
大分オフィスの反応はいかがですか?
「スマホでも代表電話を受けられるのが便利」と言っています。大分オフィスはメゾネットで、上階が執務室、下階が会議室になっているんですね。会議中は上階まで固定電話を取りにいかなくてもスマホで出ればいいので、とても便利だそうです。
“どこでも代表電話が受けられる”というメリットを活かしていただいてますね。
はい。着信音で、どの番号にかかってきた電話なのかわかるのもよいと思います。これまでは普通の家庭電話だったので着信音の切り分けができず、代表電話が鳴っているのか、サポート電話が鳴っているのか、または大分オフィスにかかってきた電話なのか、出るまでまったくわかりませんでした。
今は、モバビジで電話番号ごとに着信音を変えているので、どの番号への電話なのかがすぐにわかります。
お客様を電話帳登録しておけば、出る前に名前を確認できるのもよいと思います。
電話に出てから顧客データを開くのではなく、顧客データを準備してから電話に出られるので、お客様をお待たせすることなく、スムーズに対応できるようになりました。
モバビジの良さをたくさん実感していただいていて、とても嬉しいです。ありがとうございます。
パソコンで業務時間外設定ができるのも便利ですよね。これまでは退社時に留守電設定をして、翌朝出社時に解除するということを毎日やっていました。今は、モバビジの時間ガイダンス機能で、Web上の管理画面から曜日や期間のスケジュール設定ができるので、日々の手間が省けています。
今後は、事業をどのように展開していきたいとお考えですか?
開発業務は東京で、インサイドセールス的な業務は大分でという仕組みができてきたので、今後はそれぞれのオフィスの人員を増やしていく予定です。いずれ全員スマホにして、モバビジを持たせることも考えています。
今後は全員にモバビジを導入しより効率的な働き方で大胆かつしなやかに成長を続ける
さらにこんな機能が欲しいというご要望はございますか?
音質の点はまったく問題ありませんが、利用可能な端末がもっと増えると嬉しいですね。デスクに置くとちょっと大きいので。パソコンで通話・受信できるようになるといいなとも思います。
貴重なご意見ありがとうございます。本日は、楽しいお話をお聞かせいただき、どうもありがとうございました。
今後の業務拡大と社員増を見越して、新オフィスに移転されたばかりのシンキングリード株式会社様。Thinking Reed(考える葦)という社名には、次世代のためにより良い社会を作るサービスを常に考え続ける、という思いが込められています。アイデアあふれるソフトウェアの開発に、これからもモバビジを最大限にお役立ていただければと思います。